お蔭様で当社が、本年を持ちまして設立100周年を迎えることができましたことはひとえに
お得意先様、仕入先様はじめ関係各位のご指導、ご支援の賜と厚く御礼申し上げます。

1910年(明治43年)に柳瀬和市商店として創業してから、一世紀になりました。
その間には幾多の紆余曲折、大きな節目に幾度となく遭いましたが、いつの時代もお母さんと
赤ちゃんの健やかな暮らしを願いつづけ、人に社会にやさしい企業を目指して奨励して参りました。その甲斐あって、現在母乳育児用品のトップブランドとして皆様に愛していただいております。

現代は、グローバル化で世界は一つになる作用がより進んでくると思いますが、自分のためだけ
でなく、周りの人のため、各々の企業のため、社会のため、日本の国のため、世界のために、
この100周年を一つの節目として、皆様に喜んでいただけるよう、微力ではありますが、
今後も努力してまいります。

 
   

創業者・柳瀬和市が柳瀬和市商店を開業。
妻のカネと共に哺乳器の製造卸商を開始。

   

大阪市南区(現・中央区)に店舗を移転。

   

創業者の柳瀬和市が56歳で死去。
長男の正三郎が後継者として経営を受け継ぐ。

   

大阪大空襲により店舗が被害を受ける。

   

カネの元に出兵していた四人兄弟全員が奇跡的に生還。
四人の兄弟たちと共に戦後の混乱の中再出発を果たす。
同年9月20日、個人商店組織を法人化。
資本金30万円で、柳瀬ワイチ株式会社を設立し、初代社長にカネが就任する。

   

沖縄で開催された「那覇展示会」に医療用品のサンプルを出品。
沖縄最大の医薬品会社より注文を受け,医療品分野では直接輸出のできる唯一の会社
として、沖縄への輸出販売において独占状態となる。

   

世界的な好景気の中、柳瀬ワイチも事業拡大に着手。
業界に先駆け、「貿易部」を新設。国内卸部との二部門体制へと移行する。
三菱商事株式会社や三井物産株式会社、日綿實業株式会社(現・双日株式会社)などの
いわゆる「十大商社」から、神戸や横浜を拠点に個人貿易を手がける中小商社、
インド系や東南アジアに強い華僑系まで、150社を超える幅広い取引を展開していた。

   

資本金を300万円に増資。同時に、東京の中でもっとも賑わいのある中心街であった浅草 に東京営業所を開設。 関東の営業拠点とする。

   

新たに直接輸出部門を開設。
沖縄との取引経験を生かし、いち早く海外への輸出をスタートさせ、当時医薬品卸業界で直接海外に輸出できる唯一の企業として知られるようになる。

   

国内初のピストン式さく乳器「カネソンさく乳・哺乳器」を発売。
同時に「カネソン」ブランドで母乳育児の自社ブランドを展開する。
「カネソン」のブランド名は、社長の正三郎により、畏敬する母親・カネの息子(英語でson) である四兄弟が作り出した商品、という意味である。

   

大手商社と手を組んで間接取引による海外への展開を拡充。
「プロジェクト」と呼ばれる大事業も手がけるようになっていた。
JICA(国際協力事業団)〔現・国際協力機構〕によるODA(政府開発援助)事業として
建設された、ベトナム・ホーチミンの総合病院・チョーライ病院もその一つであった。

   

画期的な商品となる「カネソン母乳バッグ」を発売。

   

初代社長の柳瀬カネが91歳で死去。長光寺にて社葬を行う。

   

資本金を3,000万円に増資。

   

「カネソン」ブランドが確立され国内営業が拡大。
また、直接輸出と間接取引がいずれも好調に推移した1983(昭和58)年、年商が初めて
20億円を超え、過去最高の売り上げを達成する。

   

正三郎社長が退任して会長となり、孝夫常務が新社長に就任。

   

会長の柳瀬正三郎が75歳で死去。和光殿にて社葬を行う。

   

四代目社長に横村豊治が就任。
孝夫前社長が脳梗塞で倒れた後を受けて、急遽登板のバトンタッチであった。

   

本社を現在の大阪市都島区都島北通1丁目に移転。
分散していた倉庫、加工工場などを集約する。

   

柳瀬秀基が五代目社長に就任。
営業組織を国内営業部と貿易部に集約すると同時に、商品開発部門を設置する。

   

母乳育児支援研究所を設立。
全国の母親や助産婦、保育士に対して悩み事の相談や情報提供をする一方、
自社ホームページ「BONYU.COM」を開設。さらなる育児支援の機会づくりを推進する。

   

医療従事者を対象とする「カネソンセミナー」を開始する。

   

育児アドバイザーによる、「ベビーマッサージセミナー」への支援をスタートする。

   

中国・上海に連絡事務所を開設。

   

創業100周年。
「人と社会に優しい企業」を目指して、柳瀬ワイチは今、さらなる進化へのスタートラインに立っている。

   

柳瀬喜和が六代目社長に就任。

 

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